【ボランティアVOICE】ボランティアスタッフ・静岡産業大学 経営学部 高下純一郎さんにインタビュー
静岡産業大学 経営学部
高下純一郎さんにインタビュー
子育て世代応援プロジェクト(CCC)の運営は、学生ボランティアのみなさんの力に大いに支えられています。ボランティアに参加されているみなさんの思いや目的は様々です。ボランティアスタッフの一人、高下純一郎さんのお話を伺いました。
【参加のきっかけはどんなことでしたか?】
私は幼い弟妹の面倒を見て育ちましたので子どもが大好きです。将来は子どもやスポーツに関わる仕事を志望していて、学生の内に少しでも関連のある体験をしたいと考えていました。そんな中CCCのことを知り「これだ!」とすぐに参加を決めました。自分の興味関心とマッチしていますし、多くの企業も参加することから新たな出会いや発見があるかもしれないと期待を込めて参加を決めました。
【参加後の気持ちの変化や気付きはありましたか?】
静岡市と浜松市でそれぞれ開催された2019年のCCCイベントでは、企画からステージプログラムまで多岐に渡って関わらせていただきました。最初は不安もありましたが、運営会社や大学の先生方のサポートもあり、安心して進めていくことができました。当日は多くの子どもたちと接することができ、楽しい体験となりました。子どもたちとのふれあいだけでなく、お子さまのご家族や協賛企業の方々ともお話をさせていただきました。CCC参加前は「子ども」「スポーツ」という枠の中でしか考えていませんでしたが、子育ては様々な分野の枠を超え、地域一丸となって行うものだと気付きました。そして何よりも大きな達成感があり、様々な方との交流を通じて、視野が広がったように感じます。
写真一番右 黒い服が高下さん(ちびっ子チャレンジカップ2019in静岡のようす)
しかし、2020年、新型コロナウィルス感染拡大によりイベントが開催できなくなってしまいました。子どもたちが自由に遊ぶことができない状況を思うと居ても立ってもいられず、何かできることはないか考えました。大学の先生や仲間達と一緒に、子どもが家の中で楽しく遊べ、運動にもなる遊びを考え、動画にして配信しました。指導いただいていた香村先生とともに静岡新聞の取材も受け、1面に記事が掲載されました。こうした行動をすぐ実行できたのは、CCCでの経験が活きた結果だと思います。
◆「家でもできる子どもの運動」動画
https://www.youtube.com/channel/UC4PJNKQW-CvD3SV0C406Qog
◆おにいさん・おねえさんと一緒
https://ccc-online.kosodate-net.jp/category/with/
【今後の展望はありますか?】
私の夢の一つは、一人でも多くの子どもに運動の楽しさに気付いてもらいたいということです。子育て中のお父さんやお母さんは忙しく、いつも一緒に運動するのは難しいと思います。今後も私たちが、家でもできる子どもの運動やチャレンジ運動を発信していき、コロナ禍が収束したら、再び子どもと家族が楽しめる場を作っていけたらと思います。
コロナ禍での就職活動は不安でいっぱいですが、CCCで関わった企業の方々とのコミュニケーションは、自分の自信につながりました。
運営リーダーを担当した「ちびっ子体力測定」「ちびっ子チャレンジ運動」体験会のようす(2020年12月4日静岡サレジオにて)
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CCCの活動を通じ、これまで夢だったことが現実に大きく近づいた高下さん。コロナ禍の逆境においても、子どもたちに運動の楽しさを伝えたいという熱い想いは変わりません。イベントに留まらず様々なチャレンジをすることで、さらに大きな成長を遂げているように感じます。
「子どものために何かしてみたい方はぜひCCCで一緒に活動しましょう」と語る高下さん。興味のある方は、是非参加してくださいね。
子育て世代応援プロジェクト実行委員会
取材:渡邊竜児
文:松田あかね